財政を家計に例えるなら…

ブログを始めることにしました。 さっそくですが、財政を家計に例えるなら…というのを、私なりに考えてみました。財政を家計に例えるなら…というのは、朝日新聞の十八番なんですが、いつも何だかなあと思うので、対抗して考えてみました。 〜〜〜〜〜〜〜〜…

そもそも

今、財政危機とか金融危機とか騒がれているけど、そもそも、財の生産やサービスの提供が止まったり減らなければ、本当は問題ないはずなんだよね。で、本当は、お金とか金融とかなくても資源と労働力さえあれば、うまく工夫すれば、財の生産やサービスの提供…

スポーツについて思うこと

スポーツが規範と結び付くのって、すごく危険だと思う。 スポーツって、現実の中に、ある意味バーチャルな世界を作り出して、現実では体験できない(あるいは体験できてはならない)ものを、体験できるっていう側面があると思う。 へたに現実の中で体験でき…

新自由主義の定理(仮)

自分のための覚書。随時更新。 ① 社会のリソースは限られており、報われる人間は限られている。 (念のために、もちろんこれは、事実ではなく神話である。) ② 自分のために頑張る私は、報われなければならない。 ①②の帰結として、 ③ 他人のために頑張る人は…

維新に代表されるシバキ主義や自民に代表される家族主義との決別を

次の記事を見てになる。記事を見ていつものようにブコメをつけたが、これはもっと強く訴えねばと思い、ブログにも書くことにした。 www.asahi.com 訪問介護事業所「4割弱赤字」 基本報酬引き下げ巡り厚労省明らかに 有料記事 関根慎一 編集委員・清川卓史202…

前原誠司が盛山文科相不信任決議に反対したことを確認しておく。泉健太が本性を現すことを改めて警戒すべき。

盛山文科相不信任決議のニュースは、私の見た範囲では、どれも、「自民・公明両党や日本維新の会など」の反対で否決されたと報じられていて、「など」に誰が含まれるのかを知ることはできないものとなっていた。ただ、今思い出そうとしたり確認しようとした…

田中良紹なる「ジャーナリスト」に猛烈に腹が立った(盛山正仁「教団関係者が揺さぶりをかけてきている」へのヤフコメについて)

次の記事のヤフコメについてだ。 news.yahoo.co.jp Yahoo!ニュースはすぐに削除されるので、腹立たしい言葉だが、あえてコピペして残したい。 まずは、元記事TBS NEWS DIGのリンクを貼っておく。 newsdig.tbs.co.jp 記事のコピペは割愛する。 それでは、件の…

ついに逆切れまでしはじめた盛山はもう終わりだろ。それを放置する岸田も。

次の記事について。 www3.nhk.or.jp 盛山文科相 “選挙支援の指摘 教団側から揺さぶりも”と認識2024年2月16日 12時22分 盛山文部科学大臣は、前回の衆議院選挙で旧統一教会側から選挙の支援を受けたなどと指摘が出ていることについて、解散命令請求を行った岸…

労働組合とフリーライドの問題についての問題提起~~労働組合への公的助成は是か非か~~

労働組合の衰退が叫ばれて久しい。そして、いよいよその恐るべき最後も近づいているように思える。組合活動には労力とカネがいる。なぜなら、使用者の持つ圧倒的な力に対抗するために、情報収集と理論武装を行い、それに基づいた共通理解と組織的な行動をと…

ふざけるな! 武見敬三、ふざけるな! 岸田、ふざけるな! 自民公明――武見敬三「生活保護『九州一部で悪用』」

岸田政権が令和の大疑獄の渦中にある中で、一つ、ほとんど注目されていない、しかし、極めて重大で、腹立たしいことがあるので、秘境ブログながら、記事にあげて、注目を呼びかけたい。もちろん、令和の大疑獄は注目に値し、これを自公の終わりの始まりにし…

岸田は分配重視と言ったことはあっても、再分配重視と言ったことはないよ。そして、この「分配」の主語は、政府ではなく、企業だよ。そして、結局、岸田の経済政策は「自己責任」強化、逆再分配強化だよ。

タイトルのとおりである。これらは、はてなブックマークや他所様のコメント欄などで、これまで何度も書いてきたことだが、今日、テレビから流れてきた臨時国会の岸田の所信表明演説を聞いて、これはやはり、一度自分のブログにまとまったものとして書き残す…

たかまつななを「主権者教育」の講師として呼んではならない・4(たかまつと平和主義)

『たかまつななを「主権者教育」の講師として呼んではならない』の第4回である。この回では、平和主義に関連するたかまつの言動についておもに書いていく。 要点から先に述べると、たかまつの平和主義に関連する言動の特徴は、次のようなものになる。 自分…

たかまつななを「主権者教育」の講師として呼んではならない・3(たかまつと小黒一正)

『たかまつななを「主権者教育」の講師として呼んではならない』の第3回である。この回では、たかまつが論拠としてあげることが多い小黒一正についておもに書いていく。 たかまつが提案し、炎上させた「余命投票制度」が小黒の論文に書かれたものであること…

たかまつななを「主権者教育」の講師として呼んではならない・2(「余命投票制度」炎上に見るたかまつのトンデモ)

一つ前の記事、『たかまつななを「主権者教育」の講師として呼んではならない・1(たかまつの「余命投票制度」)』の続きである。 suterakuso.hatenablog.com 当然のことながら、たかまつの「余命投票制度」への反応は、否定的なものが多かった。それは、次…

たかまつななを「主権者教育」の講師として呼んではならない・1(たかまつの「余命投票制度」)

「主権者教育」というと、割とすぐに思いつく名前が、たかまつななではないだろうか。18歳選挙権が導入された2016年頃から、若者の立場に寄り添って投票を呼びかける活動を行っている人物としてマスコミで取り上げられるようになり、全国各地の学校で講師と…

連合のブレジネフ

最近、連合の芳野友子の話題が多いが、それらを見ていてどこかの時点で思いついて、さらにその後の話題を見ていても、やっぱりそうだよなぁという思いが深まっているのが、この人は連合のブレジネフではないのかなぁということだ。詳しくないので、俗論での…

NHK-FMに居座る高齢者たち(独り言)

最近、高齢者福祉などについて、他所でコメントしたりしたのだけど、今、NHK-FMを流し聞きしていたら、まずはピーター・バラカンが番組をしていて、…昔から、この人の語りって、自分の嗜好基準で音楽に上下をつけて、それをキザな語り口で話して、ほんと、鼻…

こんなところでも新自由主義の凶悪な牙の犠牲が(三幸製菓の火災事故について)

タイトルの通り、三幸製菓の火災事故について。事故自体については大きく報道されているので、それについては、ここではリンクを貼る等もしない。しかし、少し情報が遅くないか?とは感じていた。けれども、それは、この事故に感じた違和感から辿っていけば…

トリクルダウンはあります

とうに既出だけど、どうしても世界の真ん中で断言したくなったので…。 トリクルダウンはあります。(キリッ) 責任のトリクルダウンが。 責任を最下流まで流し切ることこそ、「立派な人」になるための条件だね。 だから、責任の器が小さければ小さいほど「立…

フジロック関連でつけたブコメのまとめ

一昨日から今日にかけて、フジロックについての記事や関係者の発信などが気になり、たくさんのブコメをつけた。自分の立場の再確認にもなったので、つけた順に並べ、一つの記事にしたいと思う。 先にまとめておくと、私はこのフェスの参加者や擁護者たちを「…

既にまさしく殺人オリンピックであった、東京オリンピック2020

次の記事のことだ。 www.asahi.com 読んで、すぐに違和感を感じ、次のブコメをつけた。 誤魔化されるな。誰もこういう人を矢面に立たせようとは思わない。正しく責任を問うために意志決定過程の公開こそが求められる。この人たちには、上のせいで自身や周囲…

東京オリンピック輸送体制に伴う全国的感染拡大の危険性~~貸切バス派遣を中心に~~

推薦欲しさに遅れた課題を慌てて他人に頼りまくって提出するどうしようもない生徒のように、東京オリンピックを前に、菅は突然ワクチン接種へのやる気をみせ、それを手柄のようにG7や国民にアピール。オリンピック開催を既成事実化しようとしている。 しかし…

菅任命責任三銃士

デジタル改革担当大臣・平井卓也 「徹底的に干す」「脅しといて」 総務大臣・武田良太 「記憶にないと言え!」 財務大臣・麻生太郎 (赤木さんを忘れない:数々の法の冒涜に対して) こいつらがまだ大臣の座にいることが異常事態だし、一人ずつでもまともな…

これぞ新自由主義者の論理

まず助ける人(自助)と助けられる人がいる。助けられる人は直接(共助)と公的機関による間接(共助)がある。自助、共助、公助のうち自助をなくすと全体が成り立たない。政治家は全体をみるべき→蓮舫氏「もう『自助』と口にしないで」 菅首相に訴え:朝日…

人種主義? 人種差別?(というか、見直しませんか? 片瀬さん、上海IIさん)

遅ればせながら参戦です。小沢健二の次のようなツイートをめぐる炎上についてです。 Racismの訳語は「人種差別」ではなく「人種主義」です。Capitalismを「資本差別」ではなく「資本主義」と訳すのと同じ。Ism(主義)は、社会生活の全てに影響します。今の米…

中立四天王?

今さら実感し始めたんだけど…。 菊池誠 青識亜論 モトケン タクラミックス あたりかな。 少なくとも自分が誘惑されたものとしては。 いや、実際、随分誘惑されていたことは告白します。 はい。 追記:モトケン氏は検察庁法改正には元検事として明確に反対の…

利己、臆病、欺瞞、それが「日本」~~一斉休校 安倍独断 から~~

昨晩、毎日が次の記事で、一斉休校の要請が安倍の独断であることを報じていることには気づいていたが、 今日、コンビニに寄った時に、それが「一斉休校 首相独断」という見出しで紙面の1面で大きく報じられていることを目にし、ついに、ようやく、この政権…

海老原宏美さん「でも私は地域にいたいんです」

年末年始の特別番組期間中に、Eテレの『バリバラ』をみていて、ある人の発言に、え、こんな人がこんなことを言うんだ、と衝撃を受け、この人はどんな人なんだろう?と強くひきつけられたことがあった。元農水事務次官による長男の殺害をテーマに語りあう中で…

中村哲さんの死を悼んで(追記あり:追悼番組について)

本日、アフガニスタンのジャララバードで、ペシャワール会の中村哲さんが何者かに銃撃され、同行の運転手らとともに亡くなった。私が生まれ育った福岡の出身ということもあり、人道的な活動をしている人として真っ先に思い浮かべる人が中村さんだった。その…

責任をうやむやにするな

次の記事をみて、腹が立った。 www.asahi.com ハラスメント撲滅や働き方改革の旗を振る厚生労働省で、セクハラ・パワハラ被害に遭った職員が4割超おり、仕事が多いと感じている職員は6割を超える――。そんな実態が、厚労省の若手チームが26日に根本匠厚労…