前原誠司が盛山文科相不信任決議に反対したことを確認しておく。泉健太が本性を現すことを改めて警戒すべき。

 盛山文科相不信任決議のニュースは、私の見た範囲では、どれも、「自民・公明両党や日本維新の会など」の反対で否決されたと報じられていて、「など」に誰が含まれるのかを知ることはできないものとなっていた。ただ、今思い出そうとしたり確認しようとしたりしても、どれだったか分からないが、一連の報道の一つに、「前原も…」というようなレスがついているのを見かけた。しかし、その記事は、有料記事で読める部分が限られていて、読める部分では確認できなかった。そこで、他に前原のことを報じたものがないか探してみたが、その時には見つけることができなかった。その後も、時間がある時に思い出しては、前原が反対票を投じたことを確認できる情報を探していたが、今日ようやく見つけることができた。

 

 

 あまりにも予想どおりと言えばそれまでだが、すっかり前原は維新になりきっていることを確認すべきだろう。

 

 あわせて、ここで改めて警戒を呼びかけたいのが、立民の代表、泉健太が、前原と同様に本性を現す危険性についてである。私は政治家の人間関係には詳しくないが、wikipediaを見る限り、もともと泉は、京都で前原の下で政治家になり、民民の立民への分裂合流までは、一貫して前原と行動を共にしてきた経歴の持ち主である。前原と袂を分かったのも、たんに、前原が民主系分裂の戦犯として立民への合流ができないのに対して、泉はそれができ、落ち目且つ玉木代表のワンマン政党と化している民民に残るより、その方が自らの権力基盤を固めるのに有利だったからに過ぎないだろう。前原の民民離脱に際しても、泉の次のような言葉が報じられた。

 

yorozoonews.jp

 

 記事が削除された時のために、タイトルだけコピペしておく。

 

立民・泉代表 前原氏の新党立ち上げに「良い決断をした。気持ちはわからないわけではない」

 

 泉は、隙あらば、立民を維新側へとシフトさせようと狙っているのではないか。そんなことになれば、公正な政治を求めようとする有権者はさらに行き場を失うことになり、不毛な政治的混迷が深まることになってしまう。今が公正な政治へと近づく、絶好のチャンスだというのに。泉健太には、いくら警戒しても警戒しすぎることはないのではないか。(というか、早くそこを退け、の声を高めなければならない。)