市場外部の福祉

 反体制的っぽい人たち…サヨク?とかエコ?とか…から、市場外部の介護、保育、互助、慈善などの活動を増やそうって主張がされることがあるよね。資本主義的でない、よりよい人間活動を増やそう、価値観の変換、みたいな感じで。でも、ふと思ったのだけど、そういうのって、その人たちの憎っくき自民党が、ずーっと目指しているものだったりもするよね。80年代末にゴールドプランってのが出されたけど、それまでは露骨にそうだったでしょ。日本型福祉とかなんとかいって。だから、お金じゃなくて善意で世の中をよりよくしましょうってのは、どっちもおんなじじゃんってことになるのかな? だからね、そういう「活動」を増やしましょうってのは、もちろん、とっても大切なことだけれども、それだったら、やっぱりね、そのための「お金」がいるってことになるでしょ? だってさ、そこにお金がなくてもうまくいくのなら、憎っくき自民党がとっくにうまくやっているはずでしょ?

 …って、書いてきたけど、藁人形かな? そんな人たち、いないかな? ま、脱資本主義的なイメージを目指すあまりへんなこと言ってない?ってなチェックぐらいに思ってください。